小田原沖から海底爆発とともに現れたもう一頭の使徒は、真鶴から上陸した使徒と呼応するように1号線を辿って箱根を目指した。
使徒2に対するEVA3の戦力比はいくらかEVA側に有利かと思われた。
しかし攻撃側はどこから攻めてもいいが、防衛側はすべての拠点を守る必要がある。
ネルフ本部を目指しているのであろう2頭の使徒は同時攻撃できない微妙な距離を保って移動して行く。
確かに電子機器の発達で敵の攻撃状況は瞬時にして把握できる。
だが、敵側が此方(こちら)よりはるかに強力な攻撃力を持つなら動きをフォローしているに過ぎない。
戦略自衛隊は、両使徒を波打ち際で小都市3つを犠牲にして叩いたが、一時足止めに成功しただけだった。
ただ守っているだけでは、敵の進撃を止めている、あるいは遅らせているに過ぎない。
真鶴から上陸した使徒は人口密集地を狙うように135号道路沿いに海岸線を進み、その後千歳川から内陸に入り込んだ。
攻撃が真鶴に集中している間に小田原沖海底爆発と同時に現れた使徒は予想より早く本部最終防衛線に達した。
在日米軍を中心とした国連軍と一般自衛隊は、ありったけの攻撃をかけたが効果は殆どなかったのだ。
一度に2頭の使徒が現れることは想定にはあった。しかし現実に敵性体に対応できるほどの戦力は存在していなかったのだ。
無い袖を触れないのは米軍も自衛隊も同じことだった。
艦砲もミサイルも、どんな重火器のつるべ撃ちも効果がない事は関西方面の使徒で既に証明された事だった。
「一般の自衛隊など役に立たんことが分かっていながら我々に予算を降ろさないからこういうことになるっ。」
机を叩いて激昂する戦略自衛隊幹部。自衛隊への撤退命令と、その後から現れる虎の子の戦略自衛隊の攻撃。
だがそれにしてもさほど効果に差があるとは思えない。
「分かっていたのかねえ。お偉いさんらはちっとも分かってなかったんじゃないかあ?」
長髪のオペレーターが椅子に仰け反ってぼやく。
「どの道、苦労するのは子ども達。先輩、大丈夫なんでしょうか。」
心配そうな童顔のオペレーター。
「あら、その時のためにこの大酒飲みを飼ってるんじゃないの?」
ちらりと横目で作戦部長を見るリツコ。
「なによう、その目は。」
ぼやくミサトだったがその目は爛々と輝いていた。
「本部の直衛に半分も予算がつかなかったのは何か考えがあったのかも知れんな、碇。」
「既に飼っている犬には餌をやる必要があるからな。役立たずであっても。」
「とは言え、底意むき出しのままでは困る。そのために周囲を自衛隊が囲んでいるというのではなぁ。」
「それが奴らの狙いということだ。我々のエヴァが稼動して、それを自衛隊が阻止できるとでも思っているのか。」
「たしかに一般自衛隊のおかげで我々に戦略自衛隊が手を出せない、という利点もあるがな。」
激しい攻撃の中を難なく進み続ける使徒の映像。阿鼻叫喚の叫びは皆友軍のものばかりだ。
続けざまにNN弾の攻撃が行われ、山中に幾つものクレーターが穿たれた。
歓声が上がったが、それも測定機器が活動を再開するまでの事に過ぎなかった。
使徒は健在。焼け爛れた外装が回復すると、何事もなかったように活動を再開したのだった。
戦略自衛隊のネルフへの指揮権委譲が遅すぎた。ネルフ中枢部以外の誰もが、その時点でやっとそれに気づいた。
既に最終防衛線を越えている敵に対し、いかなる防衛手段があるというのか。
初めての、エヴァ3機総出撃、さらに本部の直衛施設のフル稼動。それでも支えられるかどうか。
「エヴァ1機を真鶴に回して足止めをしないんですかっ。」
「状況は戦力比を最大にして速攻の袋叩き!それを求めてんのよっ。行っけーッ!」
伊吹の不安気な声を吹き飛ばすように葛城ミサトは吼えた。
直衛武器群全てセットオン。送電線がしなり、風を切る。大気が緊張にびりびりと震えているかのように感じられる。
だが、それも長くは続かないまま巨大な炎の塊が現出した。おびただしい数の着弾。スーパーナパームの連射だ。
だがそれは使徒の攻撃のためではなかった。紅蓮の炎を突き破って突出した真紅の弐号機が使徒の片腕を見事に切り落とした。
瞬間、鞭のように撓った触手が後方からの射撃によって吹き飛ばされ爆発し、真紅の機体は身体を屈め、瞬間踏み込んだ。
使徒の胴体を横に払う。腹からあふれた体液が飛沫を飛ばして辺りを紫色に染めた。
そのまま屈みこんだ使徒に止めを刺そうと振りかぶった赤い機体は、いきなり突進した適性体に弾き飛ばされた。
咄嗟に自らも転がって破壊力を逃す。
赤いエヴァは使徒の硬化した触手を避けたが、顔半分に深い傷を抉られ、その血飛沫が半身を染めている。
瞬間、後方からのガンマ砲長距離連射で使徒がたじろぐ。
と同時に一瞬の跳躍で回りこんだ初号機のナイフが、使徒の腕を絞り上げ、体を裏側から貫いた。
その正面に立った弐号機がこんどこそ使徒の頭部を真っ二つに断ち割った。吹き上げる血潮。
叫び声とともにコアに無数のひびが入った。咄嗟に飛びのく初号機。その勢いに突き倒され爆発する使徒。
赤黒い炎が激しく燃え上がり、球体を形成した。
そのまま3機のエヴァは木々をなぎ倒し、山を駆け下る。
真鶴から上陸した使徒は今だ海岸から入ったばかりの川沿いにいる。それを駆け下りた勢いのまま駆逐するのだ。
3体のエヴァは、猛禽のごとく敵に襲い掛かった。
海岸の白砂は紫色に染まっている。ビーチパラソルの下でアスカは呟いた。
「ああ、何ていい天気なんでしょう。やっぱりお休みの日はいいわねぇ。」
せっかくもとの海岸に出たのだからと、デートの続きをすることにしたアスカとシンジ。だが、周囲には人が一杯だった。
それでもアスカは何とかもとの雰囲気を取り戻そうと健気に頑張ってはいた。
「ねぇ、やっぱり白砂青松っていう日本古来の組み合わせは一番綺麗よね。」
そうレイに話しかけさえしてみた。
レイ、アスカ、シンジの順で3人は並んでパラソルの下に座っている。
シンジの向こうに別のパラソルがあってミサトとリツコがどこから調達したのか派手な水着でビーチソファに横たわっている。
白砂青松?使徒の体液で紫色に染まった海岸。炎を被り、葉や枝も焦げが目立つ松並木。
海岸沿いに残った家屋には人っ子ひとりいない。
使徒出現とともにすばやく避難が行われたのだ。人的被害は最低限にとどまったがカキ氷一つ調達できない。
やっぱり、きちんと昔ながらの面影が残っていた方がよかったなぁ。全く風情も何も残っちゃいない。
焼け落ち、真っ黒の炭と化した街並みでは。
今まで使命感で使徒と戦ってきたが、これからは私怨で戦うことになるわね。とアスカは思った。
こうも無人の街であることをあからさまに示さなくてもいいだろうに。
しかも、2人きりのデートのはずだったのに、気の合わないファーストまでがちゃっかりと横にいるのだ。
さらに「おばさんたち」までその横にいる。崩れた体型なんか見せないで欲しいわね、と言い切れないのが悔しい。
リツコもミサトも、モデルが務まりそうなほどのナイスボディである。
2人きりならシンジの視線は釘付けに出来るけど、17の小娘と30歳の熟れきった艶めかしい姿態では分が悪いかもしれない。
アスカは膝の間にあごを乗せ、変わらない海の波と沖合いを眺めた。
若いってだけで安心できるほど客観性の無いお馬鹿娘ではない。それが逆に恨めしい。
打ち寄せられる波は戦闘時に崩れた山の赤土のせいで茶色くにごっていた。
泥水の海、紫の浜辺、焦げた松並木と焼け落ちた浜茶屋。
「シチュエーション、最悪ね…」
その焼け落ちた集落の空き地に大型のEVA収納トレーラーが停まっている。護衛の重戦車と移動用のへり。
その横には移動指揮車と大型電源車が道路に長くケーブルを伸ばしている。
使徒が海中に逃げ込もうとした際の攻撃で海沿いの道は5kmに渡って崩壊した。いやもっとかもしれない。
小田原方面から真鶴までの道は爆撃と戦闘行為の際の津波で、綺麗に存在を消してしまっていたのだった。
海岸からの見晴らしを遮っていた海上バイパスの高架がきれいさっぱり消えているのがせめてもの慰めか。
伊豆高原中央道路を迂回させる措置が取られ、ネルフの直轄地は海岸線に及ぶ事になった。
「わからないわ。泥水になる前の海を見たこと、ないから。」
「綾波も来るってわかってたら、別の綺麗な海岸にすればよかったね。」
思わずシンジが言うとアスカが横を向いて睨んだ。
どうしてこの海岸にこだわったのかくらいわかってしかるべきだ。
他ならぬ、あんたとのデートの続きをしたいから苦労してるんでしょ?
アスカはそう思ったのだが、この年若い想い人には解説がないとどうも理解できないらしい。
なに?と小首をかしげてニコニコするばかりだ。
やきもちとか駆け引きとかそういうのがまるで無い男子だから好きになったという部分もあったけどこれはひどすぎる。
鈍感というのかなんと言うのか…少しくらい本でも読んで教養を積んでほしいわね。とがっくりと頭を落として思う。
恋愛小説が教養といえるのか分からないが、人の気持ちを想い図る事くらいは身に着けるべきだろう。
どうにもシンジには、その辺りの感覚が、まるで分かっていないところがある。
というより気づかない振りをしているのだろうか。とさえ思うアスカだった。
気がつかない振りなどという高度な駆け引きがシンジにできるとは思えないけど。
実のところシンジにしてみるとアスカだけでもどきどきものなのに、レイまで際どい(実際はそうでもない)水着姿で身体を伸ばしている。
アスカとはまた違う、清潔感のあるスレンダーな身体は、彼女の無防備さとあいまって男の子の感情と視線を引き付ける。
それに加えて、グラビア写真そこのけのミサトやリツコのセクシーな完成された身体。
たまにみる男性誌の水着モデルより数段格上なのは、シンジにだって分かった。
僅かでも気を取られるとアスカの機嫌が悪くなるのは間違いないところだろう。
レイと口を利いただけで、むくれたまま(そんな風に見えた)キゲンわるそうだ。
シンジが理解していたのは精々ここまでだった。
「あーあ。」
そう言ってシンジは後ろにひっくり返った。午後の日射しがまだ高いのに。何でこんなことになっちゃったんだろう。
「シンジくーん、オイル塗ってくれなーい?」
ミサトの呼び声に、シンジは寝た振りを続けた。
「ま、シンジにしてみれば上出来か。」
小さく呟いたアスカの声が聞こえた。どっと全身から汗が零れる。
見なくたってアスカがどんな表情をしてるか、わかる。
涼やかな冷たい、無表情な声がそれに続く。
「シンジ、ミサトが呼んでるわよ。」
「そ、そんなことしに行けるわけないじゃないか。」
アスカにだけ聞こえる程度の声で、ささやくように言う。
「あたしに遠慮しなくてもいいのよ。」
遠慮、ではない。シンジにしてみれば命がけの擬態といってもいい。
その様子を楽しんでいるミサトとリツコは、ニヤニヤしたり苦笑したり。
「あれは相当アスカに脅されてるわねえ。」
「よしなさいよ、可哀想じゃない。」
すっとレイが立ち上がった。アスカの前を通ってシンジに歩み寄り、シンジの目の前に日焼け止めのボトルを置いた。
「碇君、起きて。」
さすがにこうまでされてタヌキ寝入りを続けるわけにはいかなかった。むっくりと上半身を起こすとレイが言う。
「日焼け止めクリーム、塗ってほしいの。」
「女同士で塗りっこすればいいじゃない。貸しなさい、それ。」
アスカが言ったことなどレイの眼中にはない。
「それに、あんた白とは言えスクール水着でしょ、塗る場所なんてそもそも無いじゃん。」
シンジもさすがに目を開けてレイを見上げた。
「塗ってほしいの。ミサトさんがこういうものを塗ってもらうのは特別な関わりがある男女でする事だって言ってたわ。」
レイは、特に恋愛感情がどうかとか、恋愛中の親しい男女がすべき事とか思っているわけではなかった。
そう言われた以上、チームとしての結束を強めるべくアスカと同じ行動をすべきだと思っただけだったのだ。
何しろ、自分たちは人類を使徒から救うという特別な絆で結ばれたメンバーではないか。
「肩と腕だけでいいんだよね。」
「ううん、足も、ぜんぶに。それが正しい塗り方でしょ。アスカがしてもらってた様にしてくれないとだめ。」
アスカは悪い予感がした。ビキニの水着の背中の紐を解いて脚や腕、肩、背中、脚、全部全て塗ってもらったのだった。
それをそのまましろということは。―もしかして誘惑に近い行為ではないのか。
「私にも同じようにして。」
そう言うと、レイは水着を肩からはずし、ためらいもせず一気にくるぶしまで下ろし、全裸でシンジの前に立った。
声も出せないまま、シンジは凍りついたようにレイを見上げていた。固まったまま時間が流れる。
「あ、あの。レイ?」
「ば、ばかーっ!」
(シンジ同様に凍っていた)アスカがやっと行動可能になり、体がばね仕掛けのように跳ね上がった。
脚の裏が、ものすごい勢いでシンジの頬を蹴り飛ばした。確かに首がゴキっと妙な音を発した。
「な、なんてことすんのよ、あんた。そ、その格好、恥ずかしくないのっ!」
「さっきのアスカと同じ格好でしょ。」
「あ、あたっ、あたしはお尻なんか出して…、正面なんか見せてなあいっ!」
見るとシンジは脳震盪を起こしたか首の骨が折れたか、妙な格好になって砂地にひん曲がって倒れていた。
ギクッとなって身を引くアスカ。裸のままで咄嗟に少年の体を抱えあげるレイ。
「だ、だめーっ!」
それをアスカはひったくるように自分の体で抱きしめた。シンジの体は骸のようにかくかくと振り回される。
「レイは触っちゃ駄目っ、シンジに見せても駄目ーっ!」
駆けつけてきたリツコがレイの体を大判のバスタオルでくるんだ。
さすがのミサトも呆然としているばかりだ。
待機していた搬送部隊は、結局シンジとアスカをネルフの付属病院に運ぶことになった。
(アスカがシンジにしがみつき、泣き叫んで離れなかったので。)
「準備だけはしておくものね。」
大人たちは一様に溜息をついたのだった。
今回の戦いで、シンジはやっと実戦パイロットとして認知された。元々3人だけのチルドレンである。
他の実戦パイロット達は、エヴァ以外の戦闘機械の搭乗者として、エヴァパイロットを守るのが仕事となる。
どんな事があってもエヴァを守る。エヴァの防御装甲は万全だがもしもということもある。
「子供達を守るために、我々がいる。本命を守るために護衛の為のエージェントが存在するのと同じことだ。」
「敵性体とガチで戦うあの子たちのほうがずっとしんどいんだからな。」
エヴァと一体化して使徒を倒す。そのためにチームがあると信じている。
それはエヴァパイロットであるチルドレン達にとっても同じ事だった。
戦いが長引くほどに整備やオペレーターとの共感性は高まっていく。それだけに戦いが長引くほど辛いことは多くなる。
パイロット同士でも、部隊の面々同士でも、それは同じことだった。
「今回の作戦における成功要因は三位一体の連続攻撃。
攻撃力の集中もさることながら、使徒の復活スピードを上回る攻撃速度の有効性を示したものと言えます。」
戦闘現場パイロットを交えた交戦ブリーフィング。葛城一尉が最初の報告を終了。
「ま、幾分出たとこ勝負の観はあるが、一応認めよう。葛城一尉、よくやった。」
講壇に位置を占める司令官碇ゲンドウが、低い声で呟いた。続けて赤木リツコ博士の質問。
「で、反省すべき点は見出せるのかしら?」
「スーパーナパームの炎の煙幕は効果的だったが乱戦中に弐号機は顔面を損傷した。
それは使徒に対し炎を赤い機体の保護色として利用した際、敵が振り回した鞭、長尺触角による負傷だ。」
冬月副司令官が見解を述べる。
「使徒は確認できない予想外の攻撃に冷静さを欠いた、というわけだな。」
「それは、対応していた我々の側にも予測外の動きであったということになる。」
「三位一体の集中攻撃により予想外の抵抗を圧倒的に抑制するという計画がそれ以上の損傷を防いだといえます。」
ブリーフィングルームでの議論は極めて真面目で真剣だ。
「あわてて手を振り回したってことだね。意外と人間臭いっていうことなのかな。」
シンジが小声でアスカに呟いた。
「あれも生命体だ。慌てることもあるだろう。」
冬月がそれを小耳の挟んで応えた。
「生命体…なんですか。それに慌てる、なんて知能がかなり高いってことなんでしょうか。」
シンジの質問とも疑問とも付かない発言に、リツコが振り向いた。
「見た目は地球上の生命体とは似ても似つかないから。だけどあれも紛れもなく可能性の一つなのよ。」
「可能性って、何です。誰にとっての、何のための可能性なんですか?」
そこに、ゲンドウが割り込むように発言した。
「今はただ生き延びることだ。後のことはそれがかなってからでいい。」
「セカンドチルドレン。頬の具合はどうかね。」
「異常はありません。あの程度ではシンクロによる肉体的損傷が生じることはありません。
しかしかなりの激痛があったことは事実です。」
「同調による直接的な肉体損傷はどの程度の数値で生じるのか。」
リツコが肯くと、マヤが立ち上がって応えた。
「シンクロ率によります。交戦中のシンクロ率は1stが35%、2ndが48%
3rdが55%でした。55%ライン程度なら許容範囲と考えられるかと。」
「ちょっと待って。それってシンクロ率が上がるほど肉体的危険度は上がるって事でしょ?」
アスカが口を挟んだ。
「現在シンクロ率は悔しいけどシンジが一番上よ。それはシンジが一番危険ってことじゃないの。」
「そうとは限らないわよ。それだけすばやく敵に反応して危険を避けられるって事でもあるじゃない。」
ミサトがとりなすように明るく言った。
「ただ、高シンクロになればなるほど、司令室からすばやく神経カットを行えるようにする必要性があるのは確かね。
パイロット自身が切断できるようにするシステムとか。」
ややあって、リツコが付け加えた。
雪の思い Two of us #5 後半 2006-10-01 komedokoro